外国語をひとかじり。

かじった外国語の話。

かじっている外国語の話

前回の記事を投稿してから気づいたらもう2週間も過ぎてました。

早いものです。

土日にでも更新できればいいかなと思っていたらもうこんな日にちに…

 

実はその間も新しい外国語をかじったりしていたんですよ。

なので予告通り、かじった、もしくはかじりたい外国語の話です。

 

かじった外国語

 

まずは現在かじっているか、かじったことがある外国語の話です。

 

スペイン語

 

かじったのは大学4年の最後。

卒業論文の提出も終わって「暇だなぁ。でも何かしたいな」と思って始めた。

スペイン語を選んだ理由はフラメンコとかスぺインの文化が好きだったから。

それだけ。

外国語の学習動機なんてそんなもん。

 

なぜ勉強せずにかじったかといえば、すぐに社会人になって、忙しくなるのが目に見えてたから。

だから入門書を読むだけにしようと、外国語入門書として(外国語ヲタク界隈では)有名な、『ことばのしくみ』シリーズから入ることに。

 

『ことばのしくみ』シリーズは寝ながら読める外国語をコンセプトとした入門書シリーズ。

挨拶と簡単な文法解説が載った入門書で、とりあえず興味のある外国語に触れてみたいときにはうってつけ。

音源もついてるからどんな響きの言語かも確認できる。

私は『スペイン語のしくみ』と『ラテン語のしくみ』、『フィンランド語のしくみ』を持っていて、今でも遠出するときに電車で読んだりしている。

 

話をスペイン語に戻すと、岡本信照スペイン語のしくみ』(白水社、2014)を2回読んで、「へえ~、スペイン語ってこういう言語なのか。」と納得していたらすぐに社会人になってしまい、完全にスペイン語はどこかにいってしまった。

 

その後は通勤電車で東谷穎人『はじめてのスペイン語』(講談社現代新書、1994年)を読んで、あとはNHKにおまかせ。もともとかじるだけって決めてたしね。

 

だから今はNHK「旅するスペイン語」の放送を録画して、寝る前に観ている。テキストも買わないし、一生懸命覚えようともしない。

でも気になった表現があったり、また勉強したくなったら勉強する。

それがかじるってこと。

 

ロシア語

 

ロシア語は現在進行形でかじってます!

 

実は以前から興味があって、大学で第二外国語を選ぶときも最後まで中国語かロシア語かで悩んでいた。

結局中国語にしちゃったけど。

 

大学生の間もロシア語やりたいなぁと思ってはいたけれど、中国語もやってたし、

いつでも難しいイメージが付きまとうロシア語なので敬遠してた。

 

でもどうしてもやりたくなってしまって社会人になってから勉強することに。

 

社会人になってからは社会人財力に物を言わせて、欲しかった本をたくさん買っているですが、その大半が黒田龍之助先生の著作なのです。

 

ああ、大学の図書館で黒田先生の著作と出会わなければ外国語ヲタクにもならなかっただろうに。(黒田先生のお話はまた別記事で書ければいいな)

 

先生の著作を読んでいると、ご専門分野であるロシア語の話がたくさんでてくるので

やっぱり興味が湧いてしまったのです。

 

スペイン語と同じパターンで『ロシア語のしくみ』(著者は黒田先生)を図書館で読んで、中澤英彦『はじめてのロシア語』(講談社現代新書、1991年)を通勤電車で読むという流れ。

 

この講談社現代新書の『はじめての外国語』シリーズはイタリア語やフランス語といったメジャーな外国語が一通り揃ってます。

新書サイズで持ち運びやすく、非常に便利なんですが、ロシア語だけ書店で見つかりませんでした。

増版されてないのかな……

仕方なく中古をamazonでポチったんですが、装丁が旧版でした。

やっぱりロシア語は肩身が狭い。

 

『はじめてのロシア語』を読んだあとは土日に少しずつ黒田龍之助『ニューエクスプレス ロシア語』(白水社、2007年)を進めている感じ。

あとはNHK「ロシアゴスキー」を録画して繰り返し観てます。

 

スペイン語の時と違い、キリル文字から覚えないといけないので、やはり時間がかかる。

読み方もアクセントの位置によって変わるからちょっと大変。

 

動詞の活用や格変化はフィンランド語で慣れているので(今のところ)そんなに苦痛ではないです。

 

ロシア旅行に行きたいので今は会話中心で勉強中。あれ、もうこれかじってない?

 

ヘブライ語

 

1月に入ってからかじり始めたのがヘブライ語

イスラエル公用語です。そして失われた聖書のことば。

 

アラビア語と同じく文字は右から左、数字は左から右に書いていきます。

そして母音は通常表しません。

 

ヘブライ語の面白いところは、かつて死語に近い状態まで衰退したにも関わらず、

一人の努力で一国の公用語まで復活したところ。

現代に復活した古代の言語。もうそれだけでかっこいい。

 

旧約聖書が好きなのと、ユダヤ教に興味があること、一度中東の言語に触れてみたかったので思い切って入門書を買ってみました。

 

今は本当に初歩の初歩。文字と書き順を覚えるのに精一杯。

なにせキリル文字より見慣れないし、右から書く書き順も難しい。

単語や会話を覚えるどころではないので、毎日少しずつ右から左に書いてます。

もはや写経。

 

これからかじりたい外国語

いつかかじりたいと思っている外国語です。

もちろん、ちょっとかじるだけなら今でもできますけどね。

 

ドイツ語

 

メジャーな外国語の1つ。第二外国語としても人気が高いですよね。

発音もかっこいいし、学習環境も整えやすいと思うので一度やってみたい。

講談社現代新書の『はじめてのドイツ語』は購入済なんですけど、まだ読めてないんですよ。

去年10月にNHK「旅するドイツ語」が始まると聞いて、10月から見始めたんですけど、4月からやっていたみたいで、挨拶やら簡単な会話は終わってました。

まぁ、ドイツの街並みや文化が楽しめるので毎週観てますけどね。

 

スウェーデン

 

どうも私は北欧に惹かれてしまうみたい。

フィンランド語もやってるし。

 

フィンランド語を勉強していると、どうしてもスウェーデンと出会うことが多い。

お隣の国だし、元々フィンランドスウェーデン領だったし。

 

そうなるとやっぱりスウェーデン語にも興味が湧いてくる。

 

スウェーデン語はアクセントのある言語で、中国語のような声調はないはずのに

とてもメロディアスに聞こえる。

「言語に貴賎なし」とはいうものの、聞いていて美しいなぁと思う。

 

ドイツ語と祖先が同じなので、ドイツ語が分かる人はスムーズに習得できるらしい。

一応、速水望『ニューエクスプレス スウェーデン語』(白水社、2007)は購入してあって、たまにCDを聞いて「美しい!!!」と一人で感動したりしている。

 

 

とりあえず今はこんな感じ。

他にもヒンディー語やイタリア語も興味はある。でもまだかじらなくてもいいかな。

やることはたくさんあるし。

 

次の記事からは自分の話じゃなくて、色々外国語の話を書けたらなと思います。

それでは。До свидания!